3度目のレトロ・ロンド

みなさん、お久しぶりです。もう日本時間では7月1日ですね。なんと、2010年も半分が過ぎてしまいました。「光陰矢の如し」とは、まさに。

design-hug のトップページが一昨年5月で止まっていることに憤慨して半年も更新しなかったのですが、wordpressのカスタムCSS費用ぐらいは払い続けるみたいなので、ブログは続けることにしました。ブックマークしてるみなさん、HPトップではなく、このブログのトップに。

さて、本題です。
ベルギーのヴィンテージ自転車のイベント「Retro Ronde」に参加しました。2年前にも一度ここでレポートし、今年が3度目です。今年の自転車はこれ。昨年末に入手して以来、調整をかさねて快適な乗り心地になってきたフランス1947年製René Herse。

自分にぴったりなサイズの自転車に出会えたことがまず嬉しいのですが、これは本当に素敵な自転車なのです。ギアの入れ替えにも慣れ、これなら苦手な石畳もOKだろう!と、前日にコース近辺を走ってみました。

「郷に入れば郷に従え」で、まずはビール。 午前中からサイクリスト達が立ち寄る地ビールのバー。。。

ツール・ド・フランダースで有名な石畳の急斜面は、土曜日にはフリー・マーケットが出ていました。押して歩くのさえ息があがるのに、雨の中(ツール・ド・フランダースは春先で、いつも雨が降っている)ここを自転車で登るレーサーって、マゾ?

30キロぐらい走り、全身がぶるぶる震えて視界がかすみ頭痛すらしてくる石畳に悲鳴をあげながらも、徐々に慣れる。夜は翌日にそなえて肉を食べました。ポテトフライにマヨネーズをつけるのがベルギー風。

翌朝は雲ひとつない快晴。アウデナールデの市庁舎の隣にある自転車博物館からスタートします。

広場に集まるヴィンテージ自転車自慢たち。こんな木製ホイールでも、この人たちは70キロの坂道コースを走るのです。地元ベルギー人の他にもイギリス、ドイツ、オランダ、フランス、イタリア、遠くははるばるオーストラリアからも参加していました。

レトロな牧師さんに自転車と一緒に祝福され、市長の前で誓約書にサインして出発です。

こののち、わたしは石畳2キロをふくむ40キロのコースを走り、途中で飲み物とイチゴやアイスクリーム、ケーキなどの出る休憩所を3カ所経由。その間は、友人たちの後を追うのが必死なので、ほとんど写真を撮っていません。アウデナールデ市が協賛し、若いオーガナイザーと近隣の人たちに支えられた、手作りで気持ちの良いイベントでした。

たくさん汗をかき、素敵なヴィンテージ自転車をたっぷり見て、翌月曜日に自転車を積み込み帰路につく。昼食は美味しいビールの醸造されている修道院のカフェです。

ハムのビール・ゼリー固めと甘めのピクルスがよく合う。この後、「ビール・アイスクリーム」というのを食べました。少しだけ苦味のあるビール味はとっても美味しかった!なのに、写真撮るのを忘れてた、、、。

今回の旅でも、一番印象に残ったのは自転車をとりまくベルギーの施政のこと。自転車レーンが都市部と郊外、そして田園まで整備され、自転車ルートを示す番号が角かどに立って、専用のマップで事前にナンバーを書き出しておけば、地図を見なくても延々走って行ける。車や農業トラクターでさえサイクリストに慣れているから、どこでも気持ちよく道をゆずられるのです。修道院などの観光地にもたっぷりの数の駐輪施設があって、大きなグループでも心配なく自転車を停めて休める。

これはとても進んだ文明の姿なのでは?と、ベルギーを訪れるたびに思うのです。石油を使わなくても、楽しく遠くまで移動できる、そんなレジャーのための道路を作った行政。イギリスや日本にはまだ存在しない、50年後(25年後かも?)の週末の風景。。

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