煎茶セット:a pot & cups set for green tea
毎週末のサイクリングにこの煎茶セットと保温ポットを積んで出かけます。
冬にはサイクリング後の冷えた体を暖めるため、夏は乾いた喉をうるおすために、実は煎茶がいちばん幸せな飲み物なのじゃないかと近頃思う。ちょっと甘いものを食べたい時にも、さっぱりした煎茶が一番なのです。
煎茶には熱湯よりも少し冷めたお湯がちょうどいいので、保温ポットで半日ほど経った湯はぴったりです。このセットは急須の中に湯のみが2個納まり、茶葉を入れる缶とガーゼの布巾がセットになって、麻の袋に小さくまとまります。紐を少しゆるめれば、缶の上にスイーツを入れる空間もできる。
出がらしの茶葉は水筒の水でくるくると流して草地の肥料にしてしまい、テーブルクロスにしたガーゼ布で急須と湯のみをさっと拭いてまた袋にしまう。ガーゼ布は洗っても2時間ほどでからからに乾くのでとても便利。保温ポットの湯が冷める距離を旅行する時は登山用の小さなガスコンロとケトルも持って行きます。
街ではカフェに立ち寄るのが楽しみだけれど、どんなカフェでもいいわけではない。インテリアや店員さんの雰囲気、かかってる音楽を選んで入りますよね?田園の真ん中でお茶をする時も、どんな道具でどんな風に飲むかによって幸せの度合いがずいぶん変わる気がします。
シンプルな波佐見の磁器と中川政七商店のファブリックで作られたこのセットは、どんな場所でも優雅なお茶の時間を作れる、最近の一番のお気に入りです。
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あまりによく使うし値段も手頃だったので、贈り物にしたいなと思うのだけど、ミッドタウンのThe Cover Nipponで1年以上前に買って以来、もう2度と見ることはありません。 中川政七商店のHPにもないようだし、、、。誰のプロデュースだったんでしょうか?