中世とモダン


「レトロ・ロンド」のあったOudenaardeという街で泊まった「Steenhuyse」は、街の中心の広場に面した築500年の建物の内部をモダンに改装したゲストハウス。


デンマーク人とベルギー人の夫婦が1年半をかけて改装工事をした話を聞く事ができて、興味深かったです。歴史的な建物なので外観を変えるのはもってのほか、2重窓にすることさえ許可が降りなかったのだとか。客室はフィリプ・スタルク、レセプションやダイニングはほとんどがデンマークのクラシック・モダンでまとめてあって、外観との対比がとても素敵なゲストハウスでした。


朝食にはたくさんの種類のパンやチーズ、ベルギーならではのワッフルやチョコレートまで並び、卵を料理してくれ、たっぷりな量のコーヒーや紅茶が運ばれる。 なかなか贅沢でゆったりした朝の時間を過ごした。朝食の質は、宿の重要なポイントですね。


でも、ミニマムすぎる客室はちょっと使いづらかった。トイレのドアがないのは、やはりあんまり気持ちのいいものではないなぁ。脇にちょっと壁があるだけ、というのは。日本人だからでしょうか?カップルで泊まっても、積極的に見せたくない場面はあるし、音も気になりますよね?

部屋の真ん中にどどーんとあるスタルクのバスタブは、大きすぎ。お湯を溜めても溜めても、水位が上がらない。こんなにたくさん水を使うの、もったいない、、、とつい思ってしまう。

洗面台の周りのテーブル面が狭いのも使い勝手が悪い。歯ブラシだけじゃなく、いろいろ置きたいですよね、洗面台のまわりには。こんなに空間があるんなら、見栄えよく使いやすくいくらでも出来るのに、、、とついついスケッチブックとメジャーを出してスタディーしそうでした。

インテリアの趣味やもてなしの質も高かったけれど、こういう雰囲気を保ちつつethicalなホテル経営をするのは、とても難しいことなんだなぁ、と思った。夜、宿に戻って煌々と明かりの灯るリビングやダイニングに入って思ったのは、この華やかさを残しつつ電気消費量を下げるには、いろいろとアイデアが要るなぁ、ということ。でも、こんなに明るくしているのは、客がこれを望んでいるとホテルの人が思っているから? 結局は、泊まる客の側の意識の変化しか、ホテルを変えるものはないのかもしれません。

ホテルの石けんって、回収されてリサイクルされたりするんでしょうか?どなたかそういう事情、知ってます? 「タオルはまだ替えなくてもいいですよ」とスマートに客がサインを送れるような、そんなユニバーサルな作法はないものかしら、、、。

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